teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:37/103 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

再度の要望 並びに質問

 投稿者:管理人  投稿日:2006年12月 7日(木)21時12分4秒
  通報 編集済
                                                                    2006年11月30日
浄土真宗本願寺派基幹運動本部長
不二川公勝様

                                        真宗遺族会         菅原龍憲                                           反靖国連帯会議              木村真昭
                                        念仏者九条の会 事務局長   小武正教
                    憲法20条の会   事務局長    山本浄邦

                             再度の要望 並びに質問

1.今、国会で論議されている教育基本法「改正」案に対して、本願寺派は念仏者として  の主体性に基づき、断固反対の声明を出すよう再度、強く要望します。

2.声明の中の「宗教教育の重要性に深く留意し」とは如何なる意味でしょうか。そして
  どういう論議の中でこの文言が声明文の中に入ったのでしょうかお尋ねいたします。

  11月8日、すでに衆議院の特別委員会での論議が佳境に入った時、やっと本願寺から「教育基本法の改正に羹する見解の表明」が出されました。「現在審議が行われております教育基本法見直し案は、拙速の案と言わざるを得ません」と声明が出されたことは、遅きに失したとはいえ、一つの意志表示であると受け取りました。
 しかし、「拙速」の中味が、念仏者としての主体的な意思表示かといえば、そうはなっていません。「国家百年の体計」であるとか「党派性を超えた全国民的議論の積み重ねによる慎重な取組」の必要性は、当然のことながら、過去からの学びがそこには見えません。 すでに前回の要望書(2006年5月30日)に述べたように、国家が国の為にいのちを捧げる子どもを作る教育を行い、私たちの教団も、その国策に協力し、「(戦争)それへの参加を念仏者の本分であると説き、門信徒を指導した過ち」(終戦50年全戦没者総追悼法要でのご門主の親教)をおかしたことを、今こそもう一度振り返らなければならない時であります。
 再び同じ過ちをくりかえし、「仏祖」と「ご門徒」を裏切ってはなりません。

 そして一つ、お尋ねを致します。声明にあります、「宗教教育の重要性に深く留意し」とは如何なる意味でしょうか。また、どのような論議の中で、この文言が盛り込まれたのでしょうか。
 言うまでもなく、現教育基本法は、戦前に、宗教的情操教育の下に公教育の場で国家神道が教育されたことから宗教教育を禁止することになったわけです。与党案や民主党案に見え隠れする、「公教育の場に再び宗教的情操教育を持ち込もうとする」ことに対しては、再び戦前の徹を踏むことになります。案の中で考えられている宗教的情操とは、それまで中央教育審議会が「期待される人間像」(1966年)に示しているように、戦前の国家神道そのものであります。基幹運動本部が各教区に対して行ったアンケート(その内容は、教育基本法の第9条をめぐって)では、「公教育に宗教的情操教育を持ち込むべきではない」とする意見が圧倒的多数であつたことは、私たちの教団の学びの成果でもあります。
 しかし、その経緯からすると突然とも思えるような形で、「宗教教育の重要性に深く留意し」という言葉が声明に盛り込まれていることは、奇異に思わざるをえません。

  これからの本願寺教団の進む方向が、再び「戦争協力」する道ではなく、教団が今日まで掲げてきた「非戦・平和」を貫く教団であるためにも、再度、教育基本法「改正」案に断固反対する声明を出されることを強く要望します。
                                                                         以 上
 
 
》記事一覧表示

新着順:37/103 《前のページ | 次のページ》
/103